Structure

工法のご紹介

インパクトバリア

インパクトバリアは、斜面崩壊対策工として、リングネット落石防護柵の技術を基盤に開発された、崩壊土砂の衝撃力の減衰または土砂捕捉を目的とした防護柵です。
  • 神奈川県鎌倉市 (鶴岡八幡宮そば)

特徴

1). 従来技術では、斜面に家屋が隣接している場合、地山の掘削土量が多くなり、景観を著しく改変することになります。インパクトバリアは、地山の改変が少なく、周辺環境を保全しながら設置が可能です。
2). 崩壊土砂の衝撃力に対しては、約150kN/m2まで対応可能です。
3). 比較的軽量な削孔機で施工するため、厳しい施工条件下での設置が可能です。
4). 柔構造の待受け工法であり、高いエネルギー吸収能力を備えているため、多方面での用途があります。
5). 樹木の伐採を最小限にとどめることができます。
6). バリア背面が透けて見え、景観に違和感を与えません。
7). 工事施工に必要な用地が少なくてすみます。
8). 従来工法(重力式擁壁)に比べて、CO2排出量の大幅な削減ができます。
9). スイス連邦、森林・雪・景観研究所が開発した数値解析手法と現地での実物大実験(2007年5月実施)により、信頼性の高いバリア性能を確保しています。
10). 国土交通省のNETISに登録しています。(登録番号:HR-070033A)

施工事例

  • 神奈川県鎌倉市 鶴岡八幡宮そば 施工前
  • 神奈川県鎌倉市 鶴岡八幡宮そば 施工後

インパクトバリア 施工例

  • 神奈川県鎌倉市 鶴岡八幡宮そば 施工 1年3ヶ月後
  • 神奈川県鎌倉市 鶴岡八幡宮そば 施工 1年3ヶ月後

インパクトバリア 施工例

  • 静岡県伊豆の国市
  • 静岡県伊豆の国市

スイスで行われたインパクトバリアの実物大実験映像です。

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